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インストラクターTAKUMAのブログ
ストチャレレポ KIDS編すかいの成長の巻/小牧・扶桑町で小学生・中学生でキックボクシングをはじめるならKOFITNESSへ
2018.12.03| インストラクターTAKUMAのブログ
おはようございます。
インストラクター杉浦TAKUMAです。いよいよ今年もラスト1カ月をきりました。わがジムの今年最後の試合が12月2日にありました。
我がジムのキックボクシングチーム「JK TRIBE」からキッズ3名、大人4名の出場。
大人の池末さんは2試合やるので全8試合となります。
ジムとして今年最後の試合となりますので、とりあえず怪我無く無事終わればと思います。
ではではサクッと試合結果を進めさせていただきます。
我がジムの特攻隊長、トップバッター率我がジム最多の好誠。
前回の試合から少し期間が空いてしまったので、闘争心が少し緩んでしまっていたのですが、練習で再度闘魂注入し
試合に挑みました。結果はあと一歩ポイント取れずドロー。少々辛い判定でしたが、もう少し山場を作りたかった。
しかしながら、負けが続いた時期を思うと滅茶苦茶強くなっている好誠、次回は必ず勝利やね。
次に登場はセンス抜群の祖父江兄弟の弟、太雅の登場。練習のやる気にムラがありまくるが、センスはいいものをもっているので
やってくれるでしょう!結果はこれまた、2ラウンド疲れてからのひと踏ん張りがほしかった、無念のドロー。
相変わらず、センスの良い試合運びでしたが、疲れるとステップが遅くなりよけることができなくなり徐々に被弾が多くなるのが
もったいない……………。太雅のナジームハメドばりの上半身でパンチをよける能力を残しつつ、ガードもしっかりできるよう指導すれば、鬼に金棒。
太雅練習あと少しだけ集中してしっかりやろうな(笑)。
そしてキッズクラスの総大将のすかいの登場。前回負けて癇癪をおこし、キックを辞めると泣きじゃくっていたすかい
でしたが、今回もイマイチ乗り気ではないですが連続参戦。練習では一番年上になるので無双状態なすかい。
極度の緊張しいですが、練習中にみせる無双モードに入れるかが勝敗の分かれ目。
結果は2ラウンドにダウンを奪い判定勝ち。ラストには矢吹ジョーばりのノーガード戦法を見せる余裕振り(笑)。
勝利のポーズを試合前から悩んでいて、社長から木村ミノルポーズを提案されていたらしく、木村ミノルポーズやっていたみたいです。
僕は全く気付かなかったですが(笑)。
そんなこんなでキッズクラスは3名出場で1勝2分。2分も少し判定辛いかなーと……………。
しかしながら子供の成長に驚かされます。
今回は特にすかいの成長には正直驚かされました。
少し長くなりますが、これからキックボクシングを通じて1人の子供の成長にスポットを当てたいと思います。
少し長くなりますがお付き合いのほどよろしくお願いします。
兄弟仲良く入会してくれたのが2017年の秋でした。お父さん、お兄ちゃんがキックボクシングをやっていたので
その影響から格闘技好きで、よくいろいろな選手の質問をしてくれる格闘技好きなすかい。
かなりわんぱくで、口も正直悪い(笑)。
まあ、ガキ大将タイプすこし悪くいえばいじめっこタイプですね(笑)。
入会当初も良くその片鱗をみせて、こぴっどく叱っていました。
入会して少し経った頃、試合に出場することになったのですが、いままでの人生きつい事や努力することを
あまりしたことがなかったであろうすかいは、きつくなると練習を投げ出すこともあり、またこっぴどく叱ることも(笑)。
そしてデビュー戦は1ラウンドが終わり、インターバル中に衝撃の発言が(笑)、もう嫌だと……………。
試合中なので、勝っているからあと1ラウンド頑張って来いと言い放ち、2ラウンドなんとか戦い抜き判定勝ち。
やはり、しんどくなるとすぐに投げ出してしまう気質がでてしまった……………。
そして次の試合も出場するとの事。試合にでるなら、しっかり練習して自分なりに努力をするなら試合に出場していいとの約束をしたこともあり
練習に対する気持ちは変わりつつありました。やれと言われた練習はやり切ることができるようになったすかい。
顔つきもなかなかないい感じ、成長したなと思えましたね。
しかしながら、ここでまたまたやらかしてくれた(笑)。試合4日前くらいに対戦相手の発表があるのですが、前回と同じ相手と
知った瞬間、余裕しゃくしゃく、釈由美子状態でした……………。
やはり、人間弱いやつには強くなる……………わからんでもないですが……………。
まあ、試合前にど叱ると試合に影響するので油断してると足元救われるからなと言ったはみたがすかいの耳に入っているのかは……………。
試合は案の定、相手選手も必死に攻めた来るので、こんなはずじゃない状態のすかい、またまたインターバル中に弱気になる(笑)。
しかしながら2ラウンド、力を振り絞りレフリーストップによるKO勝ち。
すかい狂喜乱舞……………。
相手選手やセコンドの方々への挨拶すらも狂喜乱舞しているので……………な状態。
試合後、防具を外すスペースで相手選手がいるにも関わらず、相手選手が涙を流す姿を見て、泣いとるがやと言い放つ始末……………。
ちなみに僕はその場にいなく後から社長にききました……………。その時は社長から注意はあったものKO勝ちの興奮で耳には入ってないであろう……………。
後日すかいには相手を敬う気持ちをもてと、試合は相手選手がいなかったら試合もできないし、練習中も練習相手がいなかったら練習もできないんだぞと
言ってはいるもの……………すかいのココロに響いているかは……………。
そして3戦目。動きも様になってきてたのですが、一緒に練習する仲間も同様に強くなっている中、スパーリングで上手くいかないと
癇癪がはじまる(笑)。これがけっこう長い(笑)。すかいにはこれから学校とかでも上手くいかない事の方が多い、すかいはその都度癇癪おこして
逃げるのかと、上手くできないならできるように頑張れと言ってはいるものこれまた聞いてるのか……………状態(笑)。
そして3戦目。相手は女の子。この年齢は男女関係なく試合は組まれるのです。
相手が女の子からなのか、試合前に緊張しているすかい……………。
結果、いつもの3%くらいしか力が出せずに判定負け。緊張をほぐしてあげれなかった自分も反省でしたが……………。
そして負けたすかい癇癪モード発動。今回は過去最強レベル(笑)。キックボクシングなんか絶対やめると泣きじゃくる。
社長はすかさず、前回負けて泣いた選手を罵ったが今回はすかいが言われてるぞと……………まさしくその通り。
まあ、直ぐにすかいは練習にきてたので一安心。試合は出るかどうかわからんと言っている。
試合出る出ないは本人の意思だから、出たければ出ろとすかいに伝える。
僕自身この3戦目は負けを知った方がいいと内心思っていました。前回負けた相手への敬意がなかったり、自分の思い通りいかなかったら癇癪おこす。
これは自分自身が負けを経験して、どんな感情になるかを身をもって経験させるしかないとおもっていました。負けを経験してそこから立ち上がるか
立ちあがらずに逃げ出すかは賭けでしたが(笑)。
そして4戦目。しぶしぶ出場するすかい。練習は一度だけ癇癪モードになりましたが、全体的にはいつも以上に練習に身が入っている様子。
今回は緊張せずに試合を楽しんで来いとずーっとすかいには伝えていた。
前回よりは緊張せずにリングに立っている。
試合も2ラウンドダウンを奪い判定勝ち。
いつもなら狂喜乱舞するすかい……………いつもと違う……………
勝ちなのりの手をあげられた時に涙するすかい……………色々な感情がいりまじり、何とも言えない涙なんだろう……………。
相手選手も涙を見せるが、すかいは相手選手と抱きあいながら相手選手に
『ありがとう!!』と。
指導者としてこんなことを言ったらダメなんですが、正直びっくりしました。
前々回は負けた相手を罵り、前回は負けて滅茶苦茶な癇癪をおこしていた、あのすかいが自ら何も指示することなく言い放った
このありがとうは、大袈裟な事を言いますが僕の人生5本の指に入る程、清らかで爽やかな『ありがとう』でした。
このありがとうが自然と言えたのは、すかいが身をもって経験したからこそのありがとうだったんです。
1戦、1戦、色々な事を感じ、成長したすかいは立派です。
今後もキックボクシングを通じて成長してほしいです。
今回はすかいにスポットを当てましたが、試合に出場した、こうせい、たいが、すかい、そして試合に出場しないけど皆の応援がしたいと
1人で応援についてきた、こてつ、この試合常連組4人は試合をするたびに、成長している姿を見せてくれてます。
試合にでるだけがキックボクシングではないですが、やはり試合に出場することで色々なことが経験はできますね。
では長くなりましたが、次回は波乱必須の大人の部の結果報告をします。
では~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
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